⚫︎今までの経験や知識から、再びエゴが生じて相手を疑うになる時期。。。
あの日から少しづつズレが生じ始めます。
ある日、私はレイ君から突如耳を疑う言葉を聞いたのです。
レイ君「俺、彼女ができるかもしんない。。SAYAKAさん、俺を応援してくれる??SAYAKAさんなら応援してくれるよね??」
私は突如の事に驚いたが、レイ君は更に続けた。
レイ君「SAYAKAさんの知ってる人だよ。俺を応援してくれる?」
それを聞いた瞬間、私の頭の中は真っ白になり、そしてすぐさま、自分の中から熱いマグマのような感情が一気に湧き出たのです。
私「はぁ?意味わかんない!!なんで?!自分の言動わかってる?!」
そんな勢いで私はレイ君に詰め寄ります。
そして、その結果、、誰のことなのか分かったのです。
ただ、その名前を聞いた時、私の頭には同じ言葉が繰り返されます。
(なぜ?なぜ、あの子なんだろう。。。なぜ。。。)
その子は、私が聞いていたレイ君の好みのタイプでもなく、地味で目立たず、御世辞でも可愛くない子。
楽器の共通点も全くない。
そんな子だったのです。
スピリチュアルで言う所の、ソウルメイト以下の薄い存在だそう。
私にとって、レイ君がなぜその子を選びたがったのか、本当に不思議でした。
(なぜ、あの子なんだろう?)
繰り返し、繰り返し、何度も。
自分の頭の中は、理解の範囲を超えた疑問でいっぱいでした。
そんな話を聞いて、ずっとモヤモヤした気持ちが治らないまま私は帰りました。
レイ君から聞いたその子を、「Kちゃん」とします。
Kちゃんと私は練習帰りに飲んだり、打ち上げに行ったりした仲。
楽器を弾くグループも違い、特別仲良くはない。
だけどお互いに知ってる者同士。
そんなKちゃんとレイ君。
一体なぜ…??
帰っても、その事が頭から離れずに、どうしょうもなく、私はKちゃんに電話をかけてしまったのです。
私「Kちゃん?!レイのこと好きなん?!」
Kちゃんは、突然の電話に驚いた様子。
緊張が電話越しの、ほのかな息遣いから伝わってきたが、Kちゃんはとっさに答えました。
Kちゃん「そんなことないです!たしかにレイ君は楽器は上手いですけど。。。」
そんな電話からしばらくして、私の電話がなる。
その相手はレイ君。
(あ、レイ君だ…)
その名前を見た瞬間、何か肌がザワっとした感じがしたのです。
そして、その電話に出た、その瞬間!
レイ君「SAYAKA さん!!おまえ!!自分のした事に覚えあるよな?!なんてことをKちゃんに言ってくれたんだよ?!ふざけんな!!俺キレてる。ふざけんな!!Kちゃんと、俺、付き合うことになったから!!ざまぁみやがれ!!邪魔してくれるなよ!!ふざけんな!!俺と付き合ってくださいって言ったら「OKです」だってさ。」
私の言葉が挟む余地のない、矢継ぎ早に放たれるレイ君からの言葉。
私はその言葉に圧倒されながら、ズキズキと胸の奥が痛むのを感じました。
私は、宇宙最高の瞬間から一転。
レイ君からのこの言葉で、天国から奈落の底、地獄へ真っ逆さまに一瞬にして落ちたのでした。
一体どうなるのだろうか。
私やレイ君、そしてKちゃんの間で起こったこの出来事。
私の心は崩れ去り、立ち直ることも許されないのか、この出来事から始まり、徐々に私とB楽団の関係性に歪みが入って行くのでした。
B楽団には居づらくなり、演奏や練習、あらゆることを全てキャンセルするか。。
そう考えたのです。
レイ君の幸せは願うことが出来ず、悶々とする日々。
しかし、私はひとまずは練習をすることを選びました。
B楽団の演奏会は2016年の6月。
既に半年前から練習が始まっていたのです。
それも、滅多にやらない超難曲。
曲に対する不安で頭がいっぱいになりながら、レイ君とKちゃんの事は頭から離れず、同じ声が繰り返されます。
(やだなぁ。。。なんでよりによって、同じ団体の中で、しかも近くの存在と付き合うんだよ。。)
全ては宇宙最高のタイミングで、宇宙の法則だとは、その時は知らないSAYAKA。
(私はレイくんのこと、あんなに好きだったのに。。。)
(忘れよう。もう忘れよう!!)
(レイは最低野郎だ。遊ばれたんだ。)
レイ君とKちゃんの出来事の後、レイ君から言われた言葉が私の中に残っていました。
レイ君「あの夜の出来事は、性欲を満たしたかっただけ。誰でもよかった!!男ならそんなもん誰でもできる」
(所詮そんなもんだ。結局、男なんてみんなそんなもんだ。やりたかっただけ。)
私はそう自分に言い聞かせながら、現実のギャップに悩むのです。
なぜなら、、Kちゃんと付き合っているレイ君は、今でも尚、私と会い続けているからです。
むしろ、Kちゃんと付き合ってからの方が私と会う頻度が増えている。
次回の演奏会に向けて、2人で予定を組み、練習場所を探し、更に毎日毎晩、仕事が終わってから、私に電話してくれたのです。
私とレイ君は、練習と言う名目で会い続けていました。
人生の中で私にとってこの練習が魂が震える、魂が喜ぶ濃厚な時間。
次第にお互いがコントロールができなくなり、どんどん深みにはまっていきました。
レイ君が私を見る時、その目はとろけて、温かい愛のメッセージを送っているように感じました。
身体中、魂からピンクの波動を身体全体に出し、天界にいるような、天国の至福の時を過ごしました。
レイ君「いつも、いつも、SAYAKAさんは俺のことどう思ってる??」
そう愛の確認をしながら。
お互いに、愛してることを認識して。
私は、いつもその質問に、
私「私はレイ君が好きと言うより、なんとも言えないこの感情。。。こんな感情が初めてで、好きとかじゃないって。。わけわかんない。」
そう私は答えるのでした。
しかし、レイ君が私に愛の言葉を確認する時もあれば、、
レイ君「俺は、Kちゃんが好きだ。俺はSAYAKAさんを好きじゃない。結婚してる人は興味ない。」
そう言うこともあったのです。
そんな、不可思議な関係が続く中、突如レイ君の現実的な動きが変わったのです。
レイくんの転勤が愛知県から東京都内に決まったのでした。
その突然の知らせに、私の心にぽっかりと穴が空く。
しかし、そんな私の心の状態を置き去りにして鳴る電話。
毎日、毎日、毎晩。
夜22時にはレイ君からの電話が必ず鳴るのです。
レイ君が転勤で私の元から離れる事になった事実。
毎日するレイ君との電話。
レイくんがKちゃんと付き合ったという事実。
接している喜び、そして離れる寂しさ。
付き合っているのはKちゃんで、私ではない。
レイ君の行動の矛盾、裏切られたという悲しみ。
いりくんだ複数な感情が私の身体を駆けめぐって、はきだす場所も分からないまま、私はワンワンワンワン号泣する日々を過ごしました。
その苦しみは日に日に増し、1ヶ月、2ヶ月経っても浮上することはできなかったのです。
そんな苦しみに混乱し、どうしようないくらい追い詰められます。
そんな、私が何かに助けを求め歩み寄った。
それが、スピリチュアルの世界だったのです。
今まで占いなんて受けた事すらなかった私。
何か、今のこの状態を良くする、理解できる人はいないかとアテを探しまくり。
名古屋のスピリチュアルで、霊視や前世・過去世、それらを的確にみれる方を紹介して頂きました。
初めてのセッション。
その時、私は前世・過去世と全ての関係を見てもらったのです。
そこで初めて聞いた言葉に、私は不思議と納得させられたのです。
それはソウルメイトと言う言葉でした。
その出会いとセッションで、私はかなりの整理ができて心も落ち着き、そこで受けた鑑定結果をレイ君にそのまま話しました。
レイ君「俺ら前世で出会いまくりだったんだね!」
レイ君は素直に喜んでいました。
本当に喜んでいた。
兄弟、親子、双子、などなど。
私の息子とレイ君の前世の関係。
様々な事がレイ君と関係があったのです。
レイ君は素直に喜んでくれました。
今までにない苦しみから、私の心を整えてくれた前世や過去世の話し。
そして、それを伝えた事によってレイ君と私の心の距離はグッと縮まった。
私の心も安定した。
そう感じたのです。
ただ、宇宙の采配は、そうはさせなかったのです。
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