ツインレイ 第3段階「危機」

⚫︎今までの経験や知識から、再びエゴが生じて相手を疑うになる時期。。。

あの日から少しづつズレが生じ始めます。

ある日、私はレイ君から突如耳を疑う言葉を聞いたのです。

 

レイ君「俺、彼女ができるかもしんない。。SAYAKAさん、俺を応援してくれる??SAYAKAさんなら応援してくれるよね??」

 

私は突如の事に驚いたが、レイ君は更に続けた。

 

レイ君「SAYAKAさんの知ってる人だよ。俺を応援してくれる?」

 

それを聞いた瞬間、私の頭の中は真っ白になり、そしてすぐさま、自分の中から熱いマグマのような感情が一気に湧き出たのです。

 

私「はぁ?意味わかんない!!なんで?!自分の言動わかってる?!」

 

そんな勢いで私はレイ君に詰め寄ります。

 

そして、その結果、、誰のことなのか分かったのです。
ただ、その名前を聞いた時、私の頭には同じ言葉が繰り返されます。

(なぜ?なぜ、あの子なんだろう。。。なぜ。。。)

 

その子は、私が聞いていたレイ君の好みのタイプでもなく、地味で目立たず、御世辞でも可愛くない子。
楽器の共通点も全くない。
そんな子だったのです。

 

スピリチュアルで言う所の、ソウルメイト以下の薄い存在だそう。

 

私にとって、レイ君がなぜその子を選びたがったのか、本当に不思議でした。

(なぜ、あの子なんだろう?)

繰り返し、繰り返し、何度も。
自分の頭の中は、理解の範囲を超えた疑問でいっぱいでした。

 

 

そんな話を聞いて、ずっとモヤモヤした気持ちが治らないまま私は帰りました。

レイ君から聞いたその子を、「Kちゃん」とします。

 

Kちゃんと私は練習帰りに飲んだり、打ち上げに行ったりした仲。
楽器を弾くグループも違い、特別仲良くはない。
だけどお互いに知ってる者同士。

 

そんなKちゃんとレイ君。

一体なぜ…??

帰っても、その事が頭から離れずに、どうしょうもなく、私はKちゃんに電話をかけてしまったのです。

 

私「Kちゃん?!レイのこと好きなん?!」

 

Kちゃんは、突然の電話に驚いた様子。
緊張が電話越しの、ほのかな息遣いから伝わってきたが、Kちゃんはとっさに答えました。

 

 

Kちゃん「そんなことないです!たしかにレイ君は楽器は上手いですけど。。。」

そんな電話からしばらくして、私の電話がなる。

その相手はレイ君。

(あ、レイ君だ…)

 

その名前を見た瞬間、何か肌がザワっとした感じがしたのです。

 

そして、その電話に出た、その瞬間!

 

レイ君「SAYAKA さん!!おまえ!!自分のした事に覚えあるよな?!なんてことをKちゃんに言ってくれたんだよ?!ふざけんな!!俺キレてる。ふざけんな!!Kちゃんと、俺、付き合うことになったから!!ざまぁみやがれ!!邪魔してくれるなよ!!ふざけんな!!俺と付き合ってくださいって言ったら「OKです」だってさ。」

 

 

私の言葉が挟む余地のない、矢継ぎ早に放たれるレイ君からの言葉。

私はその言葉に圧倒されながら、ズキズキと胸の奥が痛むのを感じました。

 

私は、宇宙最高の瞬間から一転。
レイ君からのこの言葉で、天国から奈落の底、地獄へ真っ逆さまに一瞬にして落ちたのでした。

 

一体どうなるのだろうか。

 

私やレイ君、そしてKちゃんの間で起こったこの出来事。

私の心は崩れ去り、立ち直ることも許されないのか、この出来事から始まり、徐々に私とB楽団の関係性に歪みが入って行くのでした。

B楽団には居づらくなり、演奏や練習、あらゆることを全てキャンセルするか。。

そう考えたのです。

レイ君の幸せは願うことが出来ず、悶々とする日々。
しかし、私はひとまずは練習をすることを選びました。

 

 

B楽団の演奏会は2016年の6月。
既に半年前から練習が始まっていたのです。

それも、滅多にやらない超難曲。

曲に対する不安で頭がいっぱいになりながら、レイ君とKちゃんの事は頭から離れず、同じ声が繰り返されます。

 

(やだなぁ。。。なんでよりによって、同じ団体の中で、しかも近くの存在と付き合うんだよ。。)

 

全ては宇宙最高のタイミングで、宇宙の法則だとは、その時は知らないSAYAKA。

 

 

(私はレイくんのこと、あんなに好きだったのに。。。)

(忘れよう。もう忘れよう!!)

(レイは最低野郎だ。遊ばれたんだ。)

 

 

レイ君とKちゃんの出来事の後、レイ君から言われた言葉が私の中に残っていました。

 

レイ君「あの夜の出来事は、性欲を満たしたかっただけ。誰でもよかった!!男ならそんなもん誰でもできる」

 

 

(所詮そんなもんだ。結局、男なんてみんなそんなもんだ。やりたかっただけ。)

 

 

私はそう自分に言い聞かせながら、現実のギャップに悩むのです。

 

なぜなら、、Kちゃんと付き合っているレイ君は、今でも尚、私と会い続けているからです。

 

むしろ、Kちゃんと付き合ってからの方が私と会う頻度が増えている。

次回の演奏会に向けて、2人で予定を組み、練習場所を探し、更に毎日毎晩、仕事が終わってから、私に電話してくれたのです。

 

私とレイ君は、練習と言う名目で会い続けていました。

人生の中で私にとってこの練習が魂が震える、魂が喜ぶ濃厚な時間。

次第にお互いがコントロールができなくなり、どんどん深みにはまっていきました。

レイ君が私を見る時、その目はとろけて、温かい愛のメッセージを送っているように感じました。

身体中、魂からピンクの波動を身体全体に出し、天界にいるような、天国の至福の時を過ごしました。

 

レイ君「いつも、いつも、SAYAKAさんは俺のことどう思ってる??」

そう愛の確認をしながら。
お互いに、愛してることを認識して。

 

私は、いつもその質問に、

私「私はレイ君が好きと言うより、なんとも言えないこの感情。。。こんな感情が初めてで、好きとかじゃないって。。わけわかんない。」

そう私は答えるのでした。

 

しかし、レイ君が私に愛の言葉を確認する時もあれば、、

レイ君「俺は、Kちゃんが好きだ。俺はSAYAKAさんを好きじゃない。結婚してる人は興味ない。」

 

そう言うこともあったのです。

そんな、不可思議な関係が続く中、突如レイ君の現実的な動きが変わったのです。

 

レイくんの転勤が愛知県から東京都内に決まったのでした。

 

 

その突然の知らせに、私の心にぽっかりと穴が空く。

 

しかし、そんな私の心の状態を置き去りにして鳴る電話。

 

毎日、毎日、毎晩。
夜22時にはレイ君からの電話が必ず鳴るのです。

 

レイ君が転勤で私の元から離れる事になった事実。
毎日するレイ君との電話。
レイくんがKちゃんと付き合ったという事実。

接している喜び、そして離れる寂しさ。
付き合っているのはKちゃんで、私ではない。
レイ君の行動の矛盾、裏切られたという悲しみ。

 

いりくんだ複数な感情が私の身体を駆けめぐって、はきだす場所も分からないまま、私はワンワンワンワン号泣する日々を過ごしました。

 

その苦しみは日に日に増し、1ヶ月、2ヶ月経っても浮上することはできなかったのです。

 

そんな苦しみに混乱し、どうしようないくらい追い詰められます。

 

そんな、私が何かに助けを求め歩み寄った。

それが、スピリチュアルの世界だったのです。

 

今まで占いなんて受けた事すらなかった私。
何か、今のこの状態を良くする、理解できる人はいないかとアテを探しまくり。

 

名古屋のスピリチュアルで、霊視や前世・過去世、それらを的確にみれる方を紹介して頂きました。

 

初めてのセッション。

その時、私は前世・過去世と全ての関係を見てもらったのです。

そこで初めて聞いた言葉に、私は不思議と納得させられたのです。

それはソウルメイトと言う言葉でした。

 

その出会いとセッションで、私はかなりの整理ができて心も落ち着き、そこで受けた鑑定結果をレイ君にそのまま話しました。

 

レイ君「俺ら前世で出会いまくりだったんだね!」

 

レイ君は素直に喜んでいました。
本当に喜んでいた。

兄弟、親子、双子、などなど。
私の息子とレイ君の前世の関係。

 

様々な事がレイ君と関係があったのです。

 

レイ君は素直に喜んでくれました。

今までにない苦しみから、私の心を整えてくれた前世や過去世の話し。

そして、それを伝えた事によってレイ君と私の心の距離はグッと縮まった。
私の心も安定した。

そう感じたのです。

 

ただ、宇宙の采配は、そうはさせなかったのです。

 

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