ツインレイ「第2段階テスト」

第2段階:テスト

⚫︎ツインレイは、最初に濃厚な付き合いが、3ヶ月から半年ほどあります。

それは、今までの恋愛レベルではなく本当に濃いもので、天国を味わいます。

⚫︎ただ天国と地獄を繰り返すような、喜びの後に地獄を味わう差が大きいのです。

 

レイ君との厳しい練習の最中、私はこの上ない喜びでいっぱいになり不思議な感覚になりました。

私の魂は喜びに満ち溢れていたのです。。。。

 

2015年の11月
B楽団の演奏会が無事に終わり、次回のB楽団の演奏会は2016年の6月。

2015年12月27日年末。
私はベートーベンの第九を歌う演奏会に参加することになり、ソプラノ(高い声)のメンバーとして合唱をすることになったのです。

 

演奏会の場所は遠かったにも関わらず、レイ君は遥々と合唱演奏会を聴きに来てくれたのでした。

 

レイ君「SAYAKAさん頑張ってね!!俺ソプラノの位置から見てるから!!」

 

そんな励ましの言葉を頂き合唱に挑み、無事に演奏会は終了!!
大成功でした!

 

レイ君「SAYAKAさん、演奏会、本当によかった!!感動したよ。一番ノリノリで歌ってたね!!ドイツ語の発音が本当に綺麗になっていた。」

 

1年前に手術した時、私は声が出るようになるなんて想像もしなかった。
ましてや歌を歌えるなんて…

まさか合唱で、しかも声の高いソプラノパートを歌うことが出来るようになるなんて!

 

(あぁ、本当に手術してよかった!よかった!)

 

そう私は心を震わせながら、自然と目からにじみでる涙を感じました。

 

大成功した演奏会の喜び。
私はレイ君と共に、年末お酒を飲みながら分かち合っていました。

 

レイ君「歌が歌えるように、しかも第九が歌えるようになって、よかったよねー。本当に良かったねー!!」

私「うん、本当に良かったー!」

 

そんなお祝いの言葉から、たわいのない話をしている中で、ふとレイ君は私に言ったのです。

 

 

レイ君「SAYAKAさん、俺らって兄弟みたい。」

私「え?」

レイ君「懐かしい感じがしたんだよね。前世があるとしたら、俺らは兄弟だったんじゃないかな?親子だったのかも?俺、さやかさんに情が入ったよ。」

私「…」
(じっとその話を聞く私)

 

レイ君「でも、きみは結婚してるから。だから、好きになっちゃいけない。」

 

レイ君は突如そんなことを打ち明けたのです。
ただ、私はそんなレイ君と話ながら、私も同じように懐かしさや愛おしさ。
何とも言えない感情をレイ君に抱いていたので、私たちは心の距離が縮まるのも時間がかからなかった。

 

そして、、私たちはそのまま夜を共にしたのです。

結ばれたその日、私は

 

(あぁ、やっと一緒になれた。。。)

(何万年も前から、これを望んでいたんだな。。。)

 

そう、魂が1つになった日を味わったのです。

 

 

それは、まるで緑豊かで、その世界には何の隔たりもなく穏やかに過ごせる楽園のよう。

広大で無限な宇宙の銀河に浮いているような。

これは天国なのか。

そんな瞬間を味わったのでした。

 

 

レイ君、おかしいよ。

身体の境目が、、ない!!!!

 

私とレイ君の身体が全て1つになり、全部自分みたい。

そんな、人生では未だかつて経験したことのない状態になったのでした。

 

しかし、そんな瞬間が終わり、、私たちは我に返る。

 

レイ君「あれ、俺ら何してんの…??割り切れ…割り切れよ!!お前、絶対割り切れよ!!」

 

そう、レイ君は語調を強くして言ったのです。

 

レイ君「2人だけの約束だからな。オケの連中に言うなよ。絶対にトップシークレットだよ!!」

 

そんな言葉を私は受けたのです。

 

(愛し合ったのに。。)

 

頭では分かっていた。
しかし、レイ君のこの言葉が私の心に突き刺さり、私を現実に連れ戻したのです。

 

 

私は一瞬で天国に行ったのだろうか。
私は一瞬で地獄に落ちたのだろうか。

 

あまりの極端な瞬間を体験したのです。たった1日で。

 

(この後、私たちはどうなるのだろう。。)

 

私のそんな心情をよそに、レイ君は家を出て行くのでした。

 

 

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